「右利き」「左利き」はありますが、実は脳にも「利き脳」があるんだそうです。
人間には得意なこと、不得意なことがそれぞれありますよね。
コミュニケーションをとるのが得意な人。
絵を描いたりダンス、音楽で表現するのが上手な人。
計算や、読み書き、説明するのが上手な人。
それらは、人間の脳の働きのうち、右脳と左脳どちらを優先しているかによってその人の考え方や表現方法が違ってくるんだそうです。
右脳は、全体を見渡す力、空間認知能力、芸術性、創造性などをつかさどり、右脳が優位に働く人は物事を直感的にはとらえるのが得意だと言われています。
いっぽうで左脳が優位に働く人は、言語を読み書きする力、計算する能力、分析する力など、倫理的に物事をとらえるのが得意な人なんだそうです。
また、自分で見たものをどう捉えるか=インプット脳と、それをどう表現し伝えるか=アウトプット脳があり、それによってそれぞれの個性が現れます。
5秒でわかる診断方法
まず、お祈りのポーズで指を組んでみて下さい。
どちらの親指が下になっていますか?
右が下の人→右脳でインプット
左が下の人→左脳でインプット
※写真は右が下です。
次に、腕を組んでみて下さい。
どちらの腕が下になっていますか?
右腕が下の人→右脳でアウトプット
左腕が下の人→左脳でアウトプット
※写真は左が下です。
指組み・腕組みから分かる4つのタイプの傾向
・指も腕も左が下→左脳でインプットし左脳でアウトプット
几帳面で努力家。冷静に捉えて淡々と処理をします。
瞬時の判断が的確で一度決めたことは最後までやり抜く真面目さがあります。
話が堅くコミュニケーション能力は乏しい反面、とにかく頭がいいので研究職や専門職につくと才能が発揮できるそうです。
物事の先が読めるために未来を心配しがちで、リスクをなにより恐れるタイプ。
倹約が上手で衝動買いなどは好まず、計画的にお金を使うことができます。
慎重な分、一度なにかにはまると、とことんはまる人が多い。
・指は左が下で腕は右が下→左脳でインプットし右脳でアウトプット
インプットを左脳でおこなうため、細かな間違いによく気づき、マニュアルや手順書に沿って仕事をこなしながら、スキルを蓄積していくことに長けている職人タイプです。
数字に強くミスが少ない人なので、銀行員や経理の仕事が向いているそうです。
あまり細かいことは気にしないタイプで、アウトプットは右脳を使うため伝え方は情緒的でフワッとしていることが多い。
自然美よりも建造物や建築などの人工美に惹かれる傾向。
空気を読むのが上手で、相手に合わせた対応ができ、コミュニケーション能力も高め。
人付き合いでは適度な距離感を自然に保つことができる人。
・指は右が下で腕は左が下→右脳でインプットし左脳でアウトプット
直感力に優れ、他人の気持ちを瞬時に察知するのが得意。
いろんなことを積極的に吸収して全体をおおざっぱに捉えますが、集めた情報の重要なところだけを拾って繋ぎ合わせる能力に長けているため、それを表現するときには理路整然と語ります。
数字を細かく扱うような仕事を除けば、何をやらせてもそこそこできる人が多い。
人見知りなので初対面で打ち解けるまで時間がかかるためクールに見えますが、心を許した相手には素直で献身的。
・指も腕も右が下→右脳でインプットし右脳でアウトプット
楽天的でマイペース。直感とひらめき重視の芸術家肌。
素直で無邪気、裏表のない正直な人が多く、人当たりも良く誰とでも仲良くなれるタイプで、周囲から可愛がられます。
何事にもまっすぐぶつかっていく行動力があり、かなりのチャレンジャー。
ポジティブ思考で、失敗してもいつまでもクヨクヨしない。
好きなことにはとことんはまり、興味のないことには無関心。
コミュニケーション能力は最強で、接客業向きですが数字にはめっぽう弱い人が多い。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
ちなみに私は右脳でインプット→左脳でアウトプットするタイプでした。
数字を細かく扱う会計事務所勤務なのは致命的でしたが、でもなにかを説明して「わかりやすい!」と言われるのが快感なので、当たっているかもしれません。
人の考え方や行動の仕方にはクセがあり、それを4つのパターンに当てはめることは難しいですが、あくまで参考程度に(笑)
話のネタにでもしていただければ幸いです。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!!