絵を描くこと
みなさんはどんな趣味をお持ちですか?
スポーツ・料理・読書・映画・音楽・ダンス・楽器・旅行・・・最近はキャンプとかグランピングも流行ってますよね。
趣味はひとつのものをとことん極めるより、3つから5つぐらいの趣味をゆるめにそこそこ継続する方が、人生の満足度は大きいんだそうですよ。
体を動かす「動」の趣味もいいですが、年齢を重ねると「静」の趣味もひとつあると、ひとりの時間がとても充実しますよね。
お金と美容関係を主としたブログですが、今日は少し私の趣味と、そのルーツについてもふれてみたいと思います。(興味のない方はスルーしてください笑)
私は体を動かすのも好きですが、物心ついたころからずっと好きなのは「絵を描くこと」でした。
一番古い記憶は、幼稚園の頃に先生にとても褒めてもらったのが嬉しくて、お絵描きの時間はとにかく一生懸命丁寧に描いたことを覚えています。
家でも、幼いころからスケッチブックがいつもそばにあって、なにかしら描いていたような気がします。
私はひとりっ子で、兄弟はいません。
父親も生まれた時からいなくて、母親とおばあちゃんに育ててもらいました。
といっても、近くに親戚の叔父、叔母、同い年の従兄弟と、おばあちゃんの義理の妹であるもう1人のおばあちゃんもいて、週末は家族らしい中で過ごせたので、それなりに恵まれた環境でした。
私の母親は、まったくと言っていいほど絵が描けない人ですが、私の父親は画家の卵で、絵の教室もやってたことがあったよと聞かされ、学校で絵を褒められて帰ってくると、父親の血だね~とよく言われていました。
会ったことも、抱っこされたこともありませんが、私は絵を褒められることで唯一、父親とのつながりを感じることができていました。
自分のルーツの半分が欠けている不安定さや、何とも言えない気持ちは言葉にしたこともなかったですが、そのつながりは子供時代を生きる支えでもありました。
だいぶ大人になってからですが、ネットで父親の名前を検索すると同姓同名の人を発見しました。
認知はされているので、こっそり父親の戸籍をたどったことがあるのですが、その最終的な住所と、当時の年齢が同じだったこと、名前もなかなか希少だったので間違いありません。
余談ですが、母親に「なんで認知してもらったの?」と聞いたことがあり、母親は「だって父親の名前が空欄だとパスポートがとれなくて将来海外旅行に行けなかったら不憫だと思って」と言われました。
なに情報ですかね?(笑)
話を戻します。
その人は、私の住む場所からは2時間近くかかりますが同じ県内で、作品展を開催していました。
富士山などの風景画の作品展でしたが、ほかにもいくつか同じ名前で出てくる記事を見ると、女性を描いた絵や、動物のオブジェなんかも作っていました。
本人のインタビューと一緒に顔写真も出ていて、私はなんとなく、会ったことがなくても父親の顔を見たら「この人だ」ってわかるはずだと、子供のころからその瞬間を夢見て想像していましたが、実際はそんなことはなくて、「へえ~」のひとことでした。
そこを目指したわけではないのですが、なんとなくそのあとからパステルアートの講座に通い、インストラクターの資格をとり、自宅教室をはじめたり、友達のイタリアンのお店でランチ付きの講座なんかもやらせてもらいました。
仲間のインストラクターたちと一緒に作品展をしたり、そこでパステルの体験会や絵の販売もしたりと、その数年間は絵の世界にどっぷり浸かっていました。
その頃に描いた絵は数えきれないほどありますが、作品展の時にお嫁に行ったり、友人のおうちにあったりで、あまり写真も残していなくて、今おうちにあるものを少しご紹介します。
女性の顔を描くのが好きで、風景画などはパステルだけで描きますが、女性の繊細な顔は、色鉛筆のほかにチークやアイシャドウなどの化粧品を使って描いたりしています。
ラメがキラキラして、近くで見ると綺麗に見えるんです。
やっぱり女性の顔なので、なんとなくメイクして色っぽさを出したくなるんですよね。
しばらく間が空くと微妙に描けなくなるもので、最近描いたものはあまりお見せできるものがありません(笑)
少し練習したら、またここでお披露目したいと思います。
今日は私の個人的な話に最後までおつきあいいただき、ありがとうございました!!
👆フリー素材で見つけた美しい女性・・・この人描いてみたい♡♡♡