google.com, pub-7914311628950696, DIRECT, f08c47fec0942fa0

ajico’s diary

40代ひとり暮らしの美容とお金と趣味のお話

MENU

つみたてNISAは長期的な資産形成に最適です

 

 

 

f:id:nojico3588:20200713212251j:plain

資産運用初心者の方にぜひおすすめしたい「つみたてNISA」についてお話していきたいと思います。

 

目次

 つみたてNISAとは?

つみたてNISAは、2018年1月からスタートした制度で、毎年40万円を上限とし、20年間非課税で運用することができます。

ちなみに、一般NISAは2014年1月からスタートしており、年間120万円まで、5年間の運用益が非課税という制度です。

 

つみたてNISAは、金融庁が厳選したとても優れた投資信託ETFだけを手数料無料または非常に低コストで購入できます。

長期・分散・積立投資に適した商品に限定されているので、投資初心者の人や、今はまとまった資金がないけれど、長期的な資産形成をしたいと考えている人は、このつみたてNISA枠をぜひとも活用することをおすすめします。

 

つみたてNISAのメリット

 運用益が非課税

通常、投資で得た利益には20.315%の税金がかかります。

仮に100万円の運用益が出た場合、約20万円が税金として差し引かれ、手元に残るのは約80万円です。

しかしつみたてNISAは最長20年間非課税なので、100万円をそのまま受け取ることができます。

年間40万円が上限なので40万÷12ヶ月で1ヶ月の積立は33,333円になります。

f:id:nojico3588:20200712223723j:image

20歳の方がつみたてNISAで毎月33000円を20年間積立てた場合のシュミレーションです。

 

仮に平均利回りを5%とした場合、20年後つまり40歳の時、積立元本792万円に対し、評価額は13,391,548円と、5,471,548円の運用益がつきました。

これに約20%の税金がかかると1,094,309円引かれ、4,377,239円の運用益となります。

 

これをつみたてNISA枠を利用すれば1,094,309円の税金が引かれることなく5,471,548円のまま受け取ることができます。

 

こういう制度は使わないと損です。

 
平均利回りを5%としたのは、インデックスタイプの投資信託の市場平均で、目標として現実的な数値と言われているためです。

株式を多く含む場合は、その割合にもよりますが5~9%、債券を多く含む場合は、逆に利回りが下がるため、年利3%~5%と考えるのが妥当だと思います。

 

 少額からできる

毎月の積立額は金融機関や証券会社によって違いますが、ネット証券の場合100円から積立可能なところもあります。(SBI証券楽天証券マネックス証券松井証券など。)

毎月1,000円・10,000円など、負担の少ない金額から始められます。

「投資」というと、お金持ちがするものというイメージがあるかもしれませんが、毎月1,000円からでも出来るんです。

少額なのでいきなり莫大な利息がつくことはありませんが、それでも実践しながら学ぶことができるので、私は1年勉強してお金を貯めてから始めるより、少額でもすぐに始めた方が、実際に自分のお金が増えたり減ったりするのを体験することで何倍も身になると思います。

  

 いつでも引き出して換金できる

 つみたてNISAは自分が好きなときにいつでも自由に払い戻しができます。

もうひとつの非課税制度である確定拠出年金iDeCo)のほうは、60歳までは払い戻しができません。使い勝手で言えば「つみたてNISA」の方が便利ですね。

急にまとまったお金が必要になったり自分の経済状況の変化に応じていつでも出金できるので安心です。

 

 長期の積立投資で損をしにくく利益が出やすい

積立投資をすると、「ドルコスト平均法」の効果が期待できます。

ドルコスト平均法とは、定期的に一定額を購入し続けると、基準価額の低い時にはたくさん買い、高い時には少ししか買わないことになります。

その結果、平均購入単価を徐々に下げることができます。

積立でなくスポット買いなどで(つみたてNISAはスポット買いはできませんが)高値の時に多くを購入してしまうと、損をする割合が高くなります。

ドルコスト平均法で長期にわたり買付けしていくことで、損する確率が徐々に減っていきます。

また、今回のコロナショックのように一時的に値が下がると、それまで積み立てていた分の評価額ももちろん下がるわけで、初心者などはマイナスに耐え切れず、焦って積み立てをやめてしまったり売却したりしてしまいがちですが、投資に慣れてくると、今月は安く買える!と、まるでバーゲンセールのようなワクワク感もあり、絶対にマイナスで撤退してしまうようなことにはなりません。

経験でしかメンタルは鍛えらないと思います。

 

つみたてNISAのデメリット

 元本は保証されない

つみたてNISAの商品は、金融庁で厳選されているとはいえ、必ずプラスになるとは言えません。

世界全体の経済・景気動向の影響を受け変動するため、場合によっては元本割れを起こす可能性もあります。

 損益通算・繰越控除ができない

通常、複数の証券口座で投資を行っている場合、各口座の損益を相殺して利益額を出し節税を図ることが可能ですが、つみたてNISA口座だけは他の課税口座との損益通算はできません。

つみたてNISA以外の口座で仮に100万円の利益が出ていたとして、つみたてNISA口座がマイナス20万だった場合、通算して80万円の利益にはならず、100万円に対してそのまま課税されることになります。

 

また、損益通算後、控除しきれない損失を翌年以後に繰り越して、翌年以降の利益と相殺することを損失の繰越控除といいますが、つみたてNISA口座の場合はそれもできません。

 

 非課税枠の繰越しができない

 つみたてNISAは運用益が非課税となる年間投資限度額は40万円となっていますが、これをすべて使わなかったとしても残りを翌年に繰越すことはできません。

仮に1年目は毎月2万円ずつ、1年で24万円積立て、40万円にはあと16万円残っていますが、翌年の投資限度額も40万円のままです。

 

f:id:nojico3588:20200713213306j:plain

まとめ 

2014年から一般NISA、2018年からのつみたてNISA、そして2017年の改正により確定拠出年金iDeCoも利用できる層が大幅に増えました。

このような非課税制度を国が次々に作り出すのは、もう国にお金はありません!今までのように皆さんの老後の面倒を見ることも難しいんです。だから年金なんて当てにしないで、老後資金は自分たちで用意してね!税金は優遇するから!という国からのメッセージだと私は思っています。

税金面で優遇される制度はホントに使わなきゃもったいない‼︎

ちなみに私は両方限度額いっぱい使っていますが、手続きの簡便さ、流動性で言えばつみたてNISAの方が始めやすいのではないかなと思います。

また確定拠出年金iDeCoについても解説していきたいと思いますが、先ほども書いたようにiDeCoは60歳まで引き出すことができません。

なので、60歳以降の「老後資産」のために投資するというのであれば税制面でのメリットがさらに大きいiDeCoの方がいいかと思います。

 

「投資」というと苦手意識からなかなか一歩が踏み出せない方も多いと思いますが、「長期・分散・積立」という投資の3つの鉄則を守っている「つみたてNISA」、はどちらかというと将来のための賢い貯金方法だと思います。

自分のライフスタイルに合った運用方法を選んで、これらの税制優遇を味方につけて資産を増やしていきましょう。

 

 

楽天証券